500円と500ウォンが似ている!なぜ変わった?みつけたらどうしたらいいの?
500円硬貨と500ウォン硬貨は、その外見が非常に似ているため、しばしば誤って使用されることがあります。最近では、500円玉と勘違いして500ウォン玉が自動販売機や店舗で使われる事例も増えており、問題になっています。
このブログでは、なぜ500円硬貨が変更されたのか、そして500ウォン硬貨が混ざってしまった場合にどう対処すればいいのかを説明します。
Table of Contents
500円玉と500ウォン硬貨の類似性
類似性の理由
500円玉と500ウォン硬貨は、以下の点で非常に似ています
サイズと重さ
両者は直径が26.5mmで、重さもほぼ同じです。500ウォン硬貨は7.7gで、旧500円玉は7.2g、新500円玉は7.5gです
材質
両方とも白銅(銅75%、ニッケル25%)を使用しており、視覚的に混同されやすいです
デザイン
表面には「500」という数字が刻まれており、外見上の色合いやサイズが非常に似ています。ただし、デザインの詳細は異なります。500ウォン玉には「飛んでいるドゥルミ(鶴)」が描かれ、500円玉には桐の紋章や竹と梅の枝があります
円とウォンの為替相場
¥1.000 JPY = ₩9.073 KRW (2024年10月24日現在)
500ウォンがだいたい55円くらいの価値になります。
500円硬貨が変わった理由
この類似性から、特に1999年以降、500ウォン硬貨が日本で不正に使用される事件が多発しました。
韓国から持ち込まれた500ウォン硬貨が、ドリルで加工されて500円玉と同じ重さにされ、自動販売機などで使われるケースが増えました。
これに対処するため、日本の造幣局は2000年に新しい500円玉を発行し、材質を変更して偽造防止対策を強化しました。
500ウォン玉を見つけた場合の対処法
確認と報告
500ウォン玉を見つけた場合、以下の手順を踏むことが重要です
確認する
まず、硬貨が本当に500ウォン玉であるかを確認します。500円玉と500ウォン玉はサイズや重さが非常に似ているため、デザインや刻印をよく見て判断します。500ウォン玉には特有のデザインがあり、表面には「500」という数字が刻まれていますが、細部が異なります
使用しない
もし500ウォン玉であることが確認できた場合、その硬貨を使用しないようにします。500ウォン玉を意図的に使用することは、詐欺行為と見なされる可能性があります
警察に通報する
偽造硬貨の使用や所持は犯罪行為とされるため、最寄りの警察署に通報することが推奨されます。警察に届け出る際には、受け取った場所や状況を詳しく説明することが重要です
記録を残す
通報する際には、硬貨を見つけた日時や場所、状況を記録しておくと、後の手続きがスムーズになります
このように、500ウォン玉を見つけた場合は、冷静に対処し、適切な手続きを行うことが大切です。
このように紛らわしく間違えやすい500円と500ウォンですが、日本国内で500ウォンを見つけるということは大変イレギュラーな事態であると考えられるため、犯罪行為が近くに眠っている可能性があります。
見つけた場合は上記の注意事項にそって行動するようにしましょう。