ETCのおすすめ
目次
ETCを装着しておいた方がよい理由
ETCとは
ETC=Electronic Toll Collection Systemの頭文字をとったもので、
高速道路などの有料道路を通行する際に無線通信を使い、料金の支払いをするシステムです。
料金ゲートで止まる必要がなく、ゲートを素通りできますので、渋滞の緩和に貢献します。
また、ドライバーのイライラがなくなるだけでなく、ゲートでのストップ&ゴーもなくなるため、燃費にも寄与します。
ETC車載機の種類
ETC車載器にはゲートとの無線通信する基本機能のほかの付加機能で種類が分けられます。
1.音声ガイド機能の有無
ゲートとの通信の際にただ単にブザーを鳴らしてお知らせするタイプをブザータイプ、音声ガイドでお知らせするタイプを音声ガイドタイプといいます。音声ガイドタイプの上位機種でナビゲーションと連携し、走行履歴などをナビゲーションで管理することができるものもあります。
2.アンテナと本体が分離しているか否か
ETC車載器のシステムはETCカードを入れる本体部分とゲートと無線通信するためのアンテナ部分とに分けられます。このタイプをアンテナ分離型タイプといいます。
また、本体とアンテナが同一のものもあり、アンテナ一体型タイプと呼ばれます。
アンテナ一体型のメリットは、取り付けが簡単ということです。
一体型は本体がアンテナの機能もこなしますので、通常ダッシュボートの上に設置します。そこから本体に供給される電源線を接続するだけです。
半面でデメリットもあります。
デメリットは、ダッシュボードの上に本体があるため、ドライバーの視界が妨げられるということです。また、ETCカードが刺さっている本体が、車外から丸見えになるため、防犯上の面からみても安全ではありません。
ETC2.0とは?
ETC2.0とは、従来のETCの上位規格のことで、
従来の高速道路の料金の支払だけでなく、渋滞の回避や安全運転の支援などのドライバーに有益な情報を提供するサービスです。
今後はこのシステムを利用して、コインパーキングやドライブスルーなどでの支払いに利用できるようになる計画です。
仕組みは?
仕組みは、高速道路上の約1600箇所に設置されているITSスポットと呼ばれる通信アンテナと車載器との間で双方向通信をすることにより、渋滞情報などのさまざまなサービスを受け取るという形になっています。
ETC2.0では車載器だけでなく、その情報を管理するため通常ナビゲーションとセットで取付けられます。
まとめ
ETCを装着しておくと料金ゲートで止まる必要も無く、ー高速道路の走行が快適になります。
ETC2.0には、いま自分がいる周りの渋滞情報もナビゲーションに反映させることができ、今後益々の利用が期待されます。
なお、ETC2.0が本格普及し始めたためか、従来のETC車載器の価格が下落傾向です。今ならお徳に取付できますので、まだ自分の車につけていない人はこの機会にいかがでしょうか?