ミステリーの巨匠貫井徳郎のプロフィールをまとめました|代表作はなに?
コロナウイルスの影響で「オトナの土ドラ」で予定されていた
桜庭みなみさん主演の『13』が撮影延期となったため、
振替放送として、2017年にWoWoW×東海テレビの共同制作連続ドラマの
『犯罪症候群 シーズン2』が放送されます。
私は前回、見れていないのですが、本格ミステリーとして評判も高く、
スゴク気になっていました。
特に原作者の貫井徳郎さんは
現代のミステリーの名手として高名な方で
第23回山本周五郎賞など様々な賞も受賞されている巨匠です。
そんな貫井徳郎さんについて調べてみました。
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◆貫井徳郎さんのプロフィール
イヤミスの巨匠 貫井徳郎さんは
1968年2月25日生まれ、東京都渋谷区生まれです。
東京都立青山高等学校を出た後、早稲田大学商学部を卒業されています。
高校生のころから小説を書き始め、横溝正史賞にも応募したことがあります。
卒業後、勤めていた不動産会社をやめて失業期間中に書き上げた『慟哭』が第4回鮎川哲也賞の最終候補作となりました。
作風は人間の内面に切り込んだ作品が多く、読み終わった後に後味が悪い何とも言えないやるせなさを感じるものが多い。
しかし、人間の本質を深く考えさせられるクセになる読み味が魅力です。
奥様は 同じく推理作家の加納朋子さんです。
◆貫井さんの映像化されたドラマは?
数多くの貫井さん作品がテレビドラマや映画化されています。
2004年 長く孤独な誘拐 TBS
2011年 殺人は難しい NHK
2011年 憑かれる フジテレビ
2012年 灰色の虹 テレビ朝日
2016年 悪党たちは千里を走る TBS
2017年 犯罪症候群 Season1 東海テレビ・フジテレビ
2017年 犯罪症候群 Season2 WOWOW・東海テレビ
2018年 乱反射 名古屋テレビ・テレビ朝日「
2020年 微笑む人 テレビ朝日
映画
2017年 愚行録
名作が多いのでこれからもどんどん映像化されることだと思います。
ますます楽しみです!
◆貫井さんの代表作は?
貫井さんには代表作といえる名作がたくさんありますが、
私的にはデビュー作であり、傑作といわれている
『慟哭』をお勧めしたいです。
犯人逮捕に執念を燃やすエリート刑事が自分が仕掛けた挑発により
新たな事件がおこる。
一方、娘をなくした男は新興宗教に入会し、黒魔術に没頭する。
そんな二人の男のストーリーのつながりから深い人間模様が見られます。
テンポよく進むストーリーについつい引き込まれ、
最後には思いもよらない結末が!
ミステリー初心者から上級者までおススメの作品です。
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◆まとめ
犯罪症候群の原作者である貫井徳郎さんのプロフィールをまとめました。
まだまだお勧めしたい作品だらけなのですが、
テレビドラマや映画から原作にもどり、読み返すという読み方も
面白いかもしれませんね。