ミライースにパナナビCN-RA06WDとコムテックドラレコZDR-015を取り付ける
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ナビと2カメラドラレコを取り付ける
新車ミライースにパナソニックナビとコムテックドラレコを取り付けました。
<車両データ>
令和2年3月登録 ミライース L SAⅢ ブライトシルバーM
型式:5BA-LA350SーGBMF(LS3) 型式指定番号:18736 類別区分番号:0002
装備も十分、かっこいい車です。
この車両にコムテック製ドライブレコーダーZDR-015と
パナソニック製ナビゲーションCN-RA06WDを取り付けます。(ナビの本体の装着前の写真を撮り忘れました。)
作業①内張を外す
どの車両でもそうですが、まず取り付ける部品の確認をして、大体の取付位置の確認をします。
そのうえで取付の際に分解が必要になるパーツ(内張等)をあらかじめバラシておきます。
作業を進めながらその都度、必要な個所をバラすやり方でもいいのですが、取付とバラシを交互にやると意外と時間がかかるので、最初に完成像を想像してバラしておく方が早く片付きます。
助手席Aピラー
ウェザストリップをはがして、内張はがし等を使って外します。
クリップが2か所です。
運転席側も同様に外します。
助手席のグローブボックスです。開いた状態から斜め上方向に引っ張ると下の勘合が外れます。
作業②後ろ周りの内張はがしおよびリヤカメラ取付
前周りがバラせたら後ろ周りに移ります。
いきなり取付完成状態ですが、このようにバックドアガラス内側のハイマウントストップランプ横に貼り付けます。
バックドアについているハイマウントストップランプを外します。取外しは10mmのボルト2本です。
ウェザストリップを外し、ルーフライニングのクリップ2つと左側のカバーを取外します。
ドライブレコーダーの配線を前までひっぱるため、下を回すか、上を回すか、決めます。今回は下を回すため、サイドのパネルを外します。
バックドアに配線を通すため、既存の配線チューブを外します。最近のダイハツ車、トヨタ車は同様ですが、ゴムカバーを外した後、ボディにハマっているコネクターを外します。四方向からツメがハマっていますので、少しコツがいります。
チューブの中に新たにドラレコのコードを通すのですが、その際に私はこのような治具を使います。ワイパーの芯を30cm程度にカットして端をひっかけれるように曲げたものです。これにコードの先端をなるべく抵抗が無いようにテープで固定して使います。
チューブに通す際に、使うとよいものがあります。
チューブ内は狭く、また素材がゴムのためかなり抵抗があり、なかなかすんなりと通りません。その時に、シリコングリースを吹いておくと不思議なくらいすんなり通過します。引っかかったりして無理やり引っ張ったりすると配線を痛める可能性があるので、無理が出ないようにぜひ使ってください。
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ミライースの場合、車両側のコネクターに新たに配線を通せるところが無かったため、カッターでカットして通しました。
こんな感じです。
このままリヤカメラを仮固定します。後で調整できるように角度調整のネジを手で動かせるくらいまで緩めておきます。
ここで注意なのは角度は後で調整できますが、ガラスに貼り付けは貼り直しが効きませんので、歪まないように気を付けましょう。
こんな感じです。
作業③前回り配線
後ろ周りができたら、前回りに取り掛かります。
先ほどのリヤカメラの配線を助手席側Aピラーを通してガラス中央付近まで持ってきます。
配線自体はルーフライニングの隙間に隠すのですが、垂れてこないように写真のようにクッションテープを巻いて引っ掛かりを2か所程度作っておくと良いです。
ここまで出来たらナビの配線も引いていきます。
下準備として、電源コードとセンサー系統の配線を整理して、邪魔にならないようにまとめておきます。
つづいてテレビのフィルムアンテナを張り付けコードを引き回します。助手席側に2本と運転席側に2本です。GPSアンテナ線も助手席側から回しておきます。
余剰のコードは助手席足元とグローブボックス裏で束ねて処理します。
次にナビ本体の準備をします。ダイハツ車は標準状態でオーディオレスでオーディオ固定用のステーも付属していませんので、別途用意が必要です。
ちなみにミライース用の部品番号は 08606-K2032 です。
CN-RA06WDの本体裏側です。今回使用する端子は
左下グレー:電源端子 右下ホワイト:センサー等端子 右下奥〇端子:ラジオアンテナ
右中ブラック×4:TVアンテナ 右中グレー:GPSアンテナ
配線の取り回しができたら、このように一度垂らして本体の接続をします。
作業④結線および仮固定
結線した状態です。写真は逆さの状態です。アース端子はまとめて本体裏にねじ止めしました。
取りやすいところがあるならば、車両の金属部分に取った方が確実にアースでき安心です。
作業⑤動作確認・復元
結線出来たら仮固定で動作確認します。
問題なければドラレコの取付位置の調整をしてバラしておいた内装を元の戻したら完成です。
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